NHKテレビテキスト : 100分de名著 松尾芭蕉 おくのほそ道

原書を読まずに「かんたん解説」で分かった気になるのはよろしくないという感覚は持ち続けたいものですが、意地になるのもいかんと思うのです。松尾芭蕉は読んだこと無いです。まあ、学校で習うレベルの知識ですね。

「100分de名著」は25分の4回シリーズでいろんな名著を紹介しています。「般若心経」の回を見ました。すごく噛み砕いてくれるのでわかりやすいんだけど、解釈の仕方を強制されてる感もあって、嫌なひともいるかも。この「おくのほそ道」のTV版は見てないです。

内容はというと、おくのほそ道が4部構成になっていること、「古池や…」を始めとした芭蕉の俳句の新しさ(現実+心)、そもそもの旅の目的(歌枕を探す)、不易流行、「かるみ」など、原書を読まずしていろいろ勉強になったよ!

さて、、、この「原書を読まずに「かんたん解説」で分かった気になった」状態はどうなんでしょうね。ここから原書を読もうって言う気持ちになれば、解説のひととしては本望でしょう。でもいまのところ、うーん、そこまでブーストはされなかったです。もともと興味があれば「100分de名著」は避けて、原書を先に読もうって思うだろうしなあ。自分の中で結論が出てないです。このもやもや感のまま、別の「100分de名著」も見てみようかな。