S-Fマガジン 3月号 英米SF受賞作特集

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おおう、SとFの間にハイフンが入るのが正式名称なんですか。「英米SF受賞作特集」のせいだと思うけど、掲載作だけでなく、レビューなども海外作品の割合が多かった。やはり海外勢のほうが有力なんだろうか。そこらへんはミステリや純文学と違う感じ。

SFは読者的には「これは読んどけ」的な名作が多くて新作とかが後回しになる傾向があるんではないだろうか。正直なところ、ヒューゴー賞受賞で掲載されていた「スシになろうとした女」もいまひとつ、というかこれならまだ読んでない名作類を読むべきなんだろうな、という感じだった。現代のテクノロジーの進化にあわせてSFも進化するはず、つまり過去の作品が陳腐になりそうなものなのだが、そうなってないのはSFというジャンルの肝がテクノロジーではなくセンスオブワンダー(この言葉を書いてみたかっただけ)ということなのだろう!