ついに出たよ!
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目玉はJava EE 5互換とmicrokernelベースによるアーキテクチャの刷新ですね。
さてさて動かしてみよう。
サーバ設定セットに「standard」「web」が増えています。standardはJava EEに準拠するためのものですね。J2EE 1.4準拠対応のときもあったはず。webは機能を絞ったLightWeightな設定。確かにこれは求められているでしょうね。
microkernelベースなので起動の仕組みは大きく変わっています。まずconf/bootstrap.xmlを読んでるようです。ここからaop、クラスローダ、ポートのバインドなどが設定されていきます。でもjboss-service.xmlがなくなった訳ではなくて、一部のサービスはJMXベースで動いているようです。起動時間は4.2とそんなに変わらない感じ。
Seamアプリは・・よし、動いた。defaultセットでは動くけどwebセットでは動かない。webセットにはSeamDeployerがないんです。そういう方向性なのかな?
おっと、そのDeployerの仕組みが変わっているようです。いままではdeployディレクトリにDeployerのMBeanが定義されていましたが、別途deployersというディレクトリが用意され、そこにDeployerが集められています。「何がデプロイできるか」が一目でわかっていいですね。Virtual Deployment Framework (VDF)とVirtual File System (VFS)がキーのようです。ふむ。
libディレクトリが空っぽだ・・各設定セットが使うライブラリで共通のものは$JBOSS_HOME/common/libにまとめてありました。いままでのやり方(設定セットで重複持ち)がファイルサイズ食い過ぎっつー話ですね。
JBossMQはJBoss Messagingになっています。デフォルトで組み込まれたのはたぶん初めてです。トランザクションはJBoss Transactions(arjuna)です。これはJBoss AS 4.2から使っていますね。
jmx-consoleはちょっときれいに、見やすくなりました。監視機能としてJMXを使っていくのは変わらないようです。